Creepypasta日本語非公式 Wiki
[
ホーム
|
リロード
|
新規
]
サイト内検索
:
[
差分チェッカー
]
[
アップローダー
]
【楽天スーパーDEAL】毎日更新・最大50%ポイントバック!!(広告)
Tweet
Laughing Jack
をテンプレートにして作成
開始行:
[[原文リンク>http://www.creepypasta.org/creepypasta/laugh...
#region("【英文】")
It was a nice summer day, my 5-year-old son James was pla...
When I went into the backyard I was a bit confused, becau...
The rest of the day went by as per usual, and it was star...
It was dark. I was in some kind of rundown amusement park...
“All around the mulberry bush
The monkey chased the weasel
The monkey though twas all in fun…”
The music stopped right before its climax, and suddenly t...
I woke up the next morning in a cold sweat. After taking ...
I went to relax in the living room and I must have dozed ...
Suddenly I was woken up by a loud bang coming from the ki...
The next day James stayed inside, I didn’t want him to le...
Soon enough night came. I put James to bed, he was afraid...
I tried to stay up as long as I could, but after a few ho...
James’ body was nailed up on the wall, the nails piercing...
No… what have I done? My baby, I killed my baby! I immedi...
Police soon arrived to find me in front of my son, still ...
#endregion
【日本語】
ある夏の快晴の日。
5歳の息子、ジェームズは家の庭で遊んでいた。
息子は大人しい子であり、いつも一人で遊んでいて、友達もあ...
飼い犬のフィドに餌をやっていた時、私は庭でジェームズが誰...
その相手が一体誰なのか、見当もつかなかった。その時はただ...
——シングルマザーである限り子供をずっと見張っておくなんて...
庭に出た時、何か変だと思った。なぜならそこにいたのは、ジ...
——息子は独り言でも言っていたのだろうか?確かもう一人、誰...
「ジェームズ、中に入りなさい!」
彼がテーブル席に着いた時、もうランチの時間になっていたの...
「それで?ジェームズ。誰とお話ししていたの?」
私が尋ねると、ジェームズは私を見上げて「新しいお友達と話...
私はコップにミルクを注いで、更にその友達の事を問いただし...
「その子の名前は?一緒にランチに誘えば良かったのに。」
ジェームズは答える前に、私を見つめてこう答えた。
「その子、ラフィング・ジャックって言うんだ。」
——— 一瞬、自分の息子が何を言ってるのか分からなかった。
「そうなの?変わった名前ね。どんな子だった?」
少し困惑はしたけれども、私は彼に尋ねた。
「ピエロだったよ。髪の毛が長くて、鼻はグルグルもようのア...
そこで私は、息子はただ空想上のお友達と話していたのだとい...
その後はいつも通り普通の時間を過ごした。もうすっかり遅く...
どっと疲れたので、私はその後すぐにベッドに横になった。
酷い悪夢を見た。
荒廃したどこかの遊園地に、私は一人立っていた。
辺り一面闇が広がっていて、なにも見えない。そのうち私は恐...
もう、とにかく全てが白黒なのだった。
景品なのだろうか、射撃小屋の中につり下げられていたぬいぐ...
私以外誰一人いないこの場所はまるで——…そう。
この場所自体が——この遊園地そのものが、私をじっと見つめて...
すると突然、どこからとも無く音楽が聞こえてきた。
アコーディオンから奏でられるポップ・ゴーズ・ザ・ウィーゼ...
ほぼ意識が朦朧としながらも、私はその旋律に導かれるように...
中へ入ると、そこは何も見えない程真っ暗だったが、ただ一つ...
気がつけば私はその曲を口ずさんでいた。
「♫桑の実の茂みの周りで お猿はイタチを追いかけたよ お猿...
終わる直前、突然音楽は鳴り止み、まぶしい光が辺りを照らし...
その強烈な光のせいで目が眩み、私は何も見えなくなってしま...
見えるものと言えば、私の目の前で揺れる小さな影達…。
その影は次から次へと現れ、やがて何十もの数へと膨れ上がる...
逃げようとしたが、私の足は凍り付いたかのように動かない。...
———そして、その影達が近づくにつれて、ソレが一体何なのか、...
近づいてくる影達は全て、酷く身体を損傷し、そしてどこか一...
あるものは身体中ズタズタに引き裂かれ、またあるものは酷い...
わらわらと集まった影は——子供達は私を取り囲むと、まるで肉...
子供達が、私の身体を——。
そうして、激痛の中どんどん意識が遠のいていくのを感じた。
最後に、遠くで聞こえたのは、冷たく、不気味で、邪悪な——何...
翌朝目が覚めると、私の全身は汗でびしょぬれになり、すっか...
何度か深呼吸をし、自室を見渡すと、ベッドのそばの小卓に置...
——ジェームズはもうとっくに起きていて、オモチャをここに置...
息をつくと、私はジェームズのオモチャを集めた。そして彼の...
だが、彼の部屋の扉を開けた時、彼はまだぐっすりと眠ってい...
変なの、と思い私は肩をすくめオモチャを元の箱の中へと戻す...
少しした後ジェームズが起きてきたので、私は朝食を作ってや...
彼はいつも以上に静かで、足下もどこかふらついているように...
きっと彼もよく眠れなかったのだろう。
私は小卓の上に置いてあったオモチャについて尋ねた。
「ねえジェームズ。今朝、ママの机の上にオモチャ置いた?」
彼はガバッと上を向くと、すぐに目下のシリアルへと視線をお...
「ラフィング・ジャックがやったんだよ。」
その返答を聞いて、私は目を丸くした。
「じゃあ、その”ラフィング・ジャック”君があなたのオモチャ...
ジェームズはこくんと頷くと、彼の朝食を食べ終え、それから...
———息子が外に出たのを確認した後、リビングでリラックスしす...
「しまった!ジェームズを見に行かなきゃならないのに!」
私は少し心配していた。かれこれもう二時間以上は経過してい...
私は裏庭に飛び出たが、ジェームズはどこにも見当たらなかっ...
「ジェームズ!ジェームズ!どこにいるの!?」
心配になって彼の名前を呼んだその時、フロントヤードからか...
私は玄関を走り抜けると、ジェームズがすぐ横の歩道に座って...
ほっと安堵のため息をつき、彼のそばまで歩み寄った。
「ジェームズ。ママはいつもあれほど裏庭にいなさいって何度...
ふと、私はそこでジェームズが何かを食べている事に気がつい...
「ジェームズ、あなた何を食べているの?」
ジェームズは私を見上げ、ポケットに手を伸ばすとやけにカラ...
——なんとなく、嫌な予感がした。
「ジェームズ。誰がそんなものをくれたの?」
彼は口も開かず、只私をじっと見つめるだけだった。
「ジェームズ、ママに話しなさい。どこでそんなキャンディを...
ジェームズはうつむいてこう答えた。
「ラフィング・ジャックがくれたんだよ。」
——心臓がぎゅっと縮んだ気がした。
私はしゃがんでジェームズに目線を合わせると、こう言った。
「ジェームズ、もういい加減にしなさい。ラフィング・ジャッ...
息子の瞳には涙があふれていくのが分かった。
「でもママ。本当だもん。ラフィング・ジャックがくれたんだ...
——私は目を閉じると、深呼吸をした。
確かにジェームズは私に今まで嘘をついた事なんて一度も無い...
私はジェームズに飴玉を吐き出すように言うと、残りを全て捨...
だが、どうやらちょっと大げさすぎたようだった。ジェームズ...
どちらにせよ、ジェームズをちゃんと見張っておこう。その夜...
——その夜私は、台所から突然聞こえた大きな音に飛び起きた。
階段を駆け下りて私が目にした光景は——恐ろしいものだった。
カウンターにおいてあったものは全て床にぶちまけられていて...
息子の危機だ。私はドアをぶち破ると、部屋の電気をつけた。
部屋にあるものは全てひっくり返され床に散らばっていた。私...
私は彼らから電話を貸してもらうとすぐに警察を呼んだ。彼ら...
そんなわけないじゃないか。だって家の扉はもちろん、窓すら...
その次の日、ジェームズは家の中でじっとしていた。私は片時...
私は台所に向かうと、引き出しから一番大きなナイフを手に入...
——妄想上の友人であろうと無かろうと、私の可愛い息子に指一...
長い昼が終わり、夜が来た。
私はジェームズをベッドに寝かせた。彼は怯えてはいたが、私...
息子をベッドの端に押し込むと、私は彼にキスをし、常夜灯を...
「おやすみなさい、ジェームズ。愛してるわ。」
扉を閉める前に、そう彼に言い残して。
その夜は出来る限り起きていようとしたのだが、数時間してか...
頭を枕に横たえたちょうどその時、私はノイズ音がモニターを...
——ジェームズはぐっすりねむっているのだろうか?
そう思ったちょうどその時、私は聞いてしまった。
あの夜、あの時の悪夢の中で聞いた恐ろしい笑い声を。
私はベッドから飛び下り枕の下からナイフを抜くと、ジェーム...
きしむ音をたてるドアを開け、私はすかさず電気を付ける。し...
一歩足を踏み出すと、生暖かくまとわりつくような液体が、私...
その時突然、常夜灯がパッと付き、私はその恐ろしい光景を目...
ジェームズの身体は壁に杭で磔にされており、その杭は彼の手...
——余りにも酷い光景に、私は言葉を失った。一体これはどうい...
しかし私は確かに聞いた。か細く、だが助けを求めるジェーム...
———ジェームズ ハ イキテイル!
私の子。私の可愛い息子。その想像を絶する苦痛が、なんとか...
私はすぐその部屋を横切ると、その惨状に床に思わず吐瀉物を...
すると後ろから甲高い笑い声が聞こえてきた。その声に私は平...
幽霊のように真っ白い肌、肩までかかるほどの、光沢の無い真...
歪んだ笑顔からは鋭く、ノコギリのようにギザギザした歯がず...
彼の両腕は彼のウエストをゆうに越しており、その長い両腕で...
———吐き気がするような笑い声が響き渡る。それはまるでその怪...
すると突然彼はジェームズの前にゆっくり近づくと、その惨劇...
私は我に返り、彼に叫んだ。
「息子から離れろこのクソ野郎がああああ!」
私はナイフを振りかざすと、彼目がけて突進した。そしてその...
——そのナイフは、ジェームズの心臓に突き刺さっていた。まだ...
私は…一体何をしてしまったんだ?
私の、愛しい息子。
私は、彼を殺してしまった?
瞬間、私は膝から崩れ落ちた。
——遠くから、サイレンの音が近づいてくるのが聞こえた…。
私の息子。私の可愛い息子…。ママが、守ってあげるって約束し...
警察はすぐに、息子を前に血塗れのナイフを振り回していた私...
———だから、今いるこの場所は悪く無い。
私が今起きている理由はただ一つ。誰かが窓の外でポップ・ゴ...
用務員の人に、それを話そうかな…。
&color(Blue){原作者:Snuffbomb};
[[和訳転載元>http://blog.livedoor.jp/nanao_yamamoto/archi...
終了行:
[[原文リンク>http://www.creepypasta.org/creepypasta/laugh...
#region("【英文】")
It was a nice summer day, my 5-year-old son James was pla...
When I went into the backyard I was a bit confused, becau...
The rest of the day went by as per usual, and it was star...
It was dark. I was in some kind of rundown amusement park...
“All around the mulberry bush
The monkey chased the weasel
The monkey though twas all in fun…”
The music stopped right before its climax, and suddenly t...
I woke up the next morning in a cold sweat. After taking ...
I went to relax in the living room and I must have dozed ...
Suddenly I was woken up by a loud bang coming from the ki...
The next day James stayed inside, I didn’t want him to le...
Soon enough night came. I put James to bed, he was afraid...
I tried to stay up as long as I could, but after a few ho...
James’ body was nailed up on the wall, the nails piercing...
No… what have I done? My baby, I killed my baby! I immedi...
Police soon arrived to find me in front of my son, still ...
#endregion
【日本語】
ある夏の快晴の日。
5歳の息子、ジェームズは家の庭で遊んでいた。
息子は大人しい子であり、いつも一人で遊んでいて、友達もあ...
飼い犬のフィドに餌をやっていた時、私は庭でジェームズが誰...
その相手が一体誰なのか、見当もつかなかった。その時はただ...
——シングルマザーである限り子供をずっと見張っておくなんて...
庭に出た時、何か変だと思った。なぜならそこにいたのは、ジ...
——息子は独り言でも言っていたのだろうか?確かもう一人、誰...
「ジェームズ、中に入りなさい!」
彼がテーブル席に着いた時、もうランチの時間になっていたの...
「それで?ジェームズ。誰とお話ししていたの?」
私が尋ねると、ジェームズは私を見上げて「新しいお友達と話...
私はコップにミルクを注いで、更にその友達の事を問いただし...
「その子の名前は?一緒にランチに誘えば良かったのに。」
ジェームズは答える前に、私を見つめてこう答えた。
「その子、ラフィング・ジャックって言うんだ。」
——— 一瞬、自分の息子が何を言ってるのか分からなかった。
「そうなの?変わった名前ね。どんな子だった?」
少し困惑はしたけれども、私は彼に尋ねた。
「ピエロだったよ。髪の毛が長くて、鼻はグルグルもようのア...
そこで私は、息子はただ空想上のお友達と話していたのだとい...
その後はいつも通り普通の時間を過ごした。もうすっかり遅く...
どっと疲れたので、私はその後すぐにベッドに横になった。
酷い悪夢を見た。
荒廃したどこかの遊園地に、私は一人立っていた。
辺り一面闇が広がっていて、なにも見えない。そのうち私は恐...
もう、とにかく全てが白黒なのだった。
景品なのだろうか、射撃小屋の中につり下げられていたぬいぐ...
私以外誰一人いないこの場所はまるで——…そう。
この場所自体が——この遊園地そのものが、私をじっと見つめて...
すると突然、どこからとも無く音楽が聞こえてきた。
アコーディオンから奏でられるポップ・ゴーズ・ザ・ウィーゼ...
ほぼ意識が朦朧としながらも、私はその旋律に導かれるように...
中へ入ると、そこは何も見えない程真っ暗だったが、ただ一つ...
気がつけば私はその曲を口ずさんでいた。
「♫桑の実の茂みの周りで お猿はイタチを追いかけたよ お猿...
終わる直前、突然音楽は鳴り止み、まぶしい光が辺りを照らし...
その強烈な光のせいで目が眩み、私は何も見えなくなってしま...
見えるものと言えば、私の目の前で揺れる小さな影達…。
その影は次から次へと現れ、やがて何十もの数へと膨れ上がる...
逃げようとしたが、私の足は凍り付いたかのように動かない。...
———そして、その影達が近づくにつれて、ソレが一体何なのか、...
近づいてくる影達は全て、酷く身体を損傷し、そしてどこか一...
あるものは身体中ズタズタに引き裂かれ、またあるものは酷い...
わらわらと集まった影は——子供達は私を取り囲むと、まるで肉...
子供達が、私の身体を——。
そうして、激痛の中どんどん意識が遠のいていくのを感じた。
最後に、遠くで聞こえたのは、冷たく、不気味で、邪悪な——何...
翌朝目が覚めると、私の全身は汗でびしょぬれになり、すっか...
何度か深呼吸をし、自室を見渡すと、ベッドのそばの小卓に置...
——ジェームズはもうとっくに起きていて、オモチャをここに置...
息をつくと、私はジェームズのオモチャを集めた。そして彼の...
だが、彼の部屋の扉を開けた時、彼はまだぐっすりと眠ってい...
変なの、と思い私は肩をすくめオモチャを元の箱の中へと戻す...
少しした後ジェームズが起きてきたので、私は朝食を作ってや...
彼はいつも以上に静かで、足下もどこかふらついているように...
きっと彼もよく眠れなかったのだろう。
私は小卓の上に置いてあったオモチャについて尋ねた。
「ねえジェームズ。今朝、ママの机の上にオモチャ置いた?」
彼はガバッと上を向くと、すぐに目下のシリアルへと視線をお...
「ラフィング・ジャックがやったんだよ。」
その返答を聞いて、私は目を丸くした。
「じゃあ、その”ラフィング・ジャック”君があなたのオモチャ...
ジェームズはこくんと頷くと、彼の朝食を食べ終え、それから...
———息子が外に出たのを確認した後、リビングでリラックスしす...
「しまった!ジェームズを見に行かなきゃならないのに!」
私は少し心配していた。かれこれもう二時間以上は経過してい...
私は裏庭に飛び出たが、ジェームズはどこにも見当たらなかっ...
「ジェームズ!ジェームズ!どこにいるの!?」
心配になって彼の名前を呼んだその時、フロントヤードからか...
私は玄関を走り抜けると、ジェームズがすぐ横の歩道に座って...
ほっと安堵のため息をつき、彼のそばまで歩み寄った。
「ジェームズ。ママはいつもあれほど裏庭にいなさいって何度...
ふと、私はそこでジェームズが何かを食べている事に気がつい...
「ジェームズ、あなた何を食べているの?」
ジェームズは私を見上げ、ポケットに手を伸ばすとやけにカラ...
——なんとなく、嫌な予感がした。
「ジェームズ。誰がそんなものをくれたの?」
彼は口も開かず、只私をじっと見つめるだけだった。
「ジェームズ、ママに話しなさい。どこでそんなキャンディを...
ジェームズはうつむいてこう答えた。
「ラフィング・ジャックがくれたんだよ。」
——心臓がぎゅっと縮んだ気がした。
私はしゃがんでジェームズに目線を合わせると、こう言った。
「ジェームズ、もういい加減にしなさい。ラフィング・ジャッ...
息子の瞳には涙があふれていくのが分かった。
「でもママ。本当だもん。ラフィング・ジャックがくれたんだ...
——私は目を閉じると、深呼吸をした。
確かにジェームズは私に今まで嘘をついた事なんて一度も無い...
私はジェームズに飴玉を吐き出すように言うと、残りを全て捨...
だが、どうやらちょっと大げさすぎたようだった。ジェームズ...
どちらにせよ、ジェームズをちゃんと見張っておこう。その夜...
——その夜私は、台所から突然聞こえた大きな音に飛び起きた。
階段を駆け下りて私が目にした光景は——恐ろしいものだった。
カウンターにおいてあったものは全て床にぶちまけられていて...
息子の危機だ。私はドアをぶち破ると、部屋の電気をつけた。
部屋にあるものは全てひっくり返され床に散らばっていた。私...
私は彼らから電話を貸してもらうとすぐに警察を呼んだ。彼ら...
そんなわけないじゃないか。だって家の扉はもちろん、窓すら...
その次の日、ジェームズは家の中でじっとしていた。私は片時...
私は台所に向かうと、引き出しから一番大きなナイフを手に入...
——妄想上の友人であろうと無かろうと、私の可愛い息子に指一...
長い昼が終わり、夜が来た。
私はジェームズをベッドに寝かせた。彼は怯えてはいたが、私...
息子をベッドの端に押し込むと、私は彼にキスをし、常夜灯を...
「おやすみなさい、ジェームズ。愛してるわ。」
扉を閉める前に、そう彼に言い残して。
その夜は出来る限り起きていようとしたのだが、数時間してか...
頭を枕に横たえたちょうどその時、私はノイズ音がモニターを...
——ジェームズはぐっすりねむっているのだろうか?
そう思ったちょうどその時、私は聞いてしまった。
あの夜、あの時の悪夢の中で聞いた恐ろしい笑い声を。
私はベッドから飛び下り枕の下からナイフを抜くと、ジェーム...
きしむ音をたてるドアを開け、私はすかさず電気を付ける。し...
一歩足を踏み出すと、生暖かくまとわりつくような液体が、私...
その時突然、常夜灯がパッと付き、私はその恐ろしい光景を目...
ジェームズの身体は壁に杭で磔にされており、その杭は彼の手...
——余りにも酷い光景に、私は言葉を失った。一体これはどうい...
しかし私は確かに聞いた。か細く、だが助けを求めるジェーム...
———ジェームズ ハ イキテイル!
私の子。私の可愛い息子。その想像を絶する苦痛が、なんとか...
私はすぐその部屋を横切ると、その惨状に床に思わず吐瀉物を...
すると後ろから甲高い笑い声が聞こえてきた。その声に私は平...
幽霊のように真っ白い肌、肩までかかるほどの、光沢の無い真...
歪んだ笑顔からは鋭く、ノコギリのようにギザギザした歯がず...
彼の両腕は彼のウエストをゆうに越しており、その長い両腕で...
———吐き気がするような笑い声が響き渡る。それはまるでその怪...
すると突然彼はジェームズの前にゆっくり近づくと、その惨劇...
私は我に返り、彼に叫んだ。
「息子から離れろこのクソ野郎がああああ!」
私はナイフを振りかざすと、彼目がけて突進した。そしてその...
——そのナイフは、ジェームズの心臓に突き刺さっていた。まだ...
私は…一体何をしてしまったんだ?
私の、愛しい息子。
私は、彼を殺してしまった?
瞬間、私は膝から崩れ落ちた。
——遠くから、サイレンの音が近づいてくるのが聞こえた…。
私の息子。私の可愛い息子…。ママが、守ってあげるって約束し...
警察はすぐに、息子を前に血塗れのナイフを振り回していた私...
———だから、今いるこの場所は悪く無い。
私が今起きている理由はただ一つ。誰かが窓の外でポップ・ゴ...
用務員の人に、それを話そうかな…。
&color(Blue){原作者:Snuffbomb};
[[和訳転載元>http://blog.livedoor.jp/nanao_yamamoto/archi...
ページ名: